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\ここが読みどころ!/
デザインと人々の関係を結び直す、生態学的デザインアプローチの実践。
読み解くための目次
  1. この本から得られる学び
  2. この本を読み解くポイント
  3. 次はどの本から何を学ぶ?

1この本から得られる学び

読む前
現代のデザイナーやデザイン学習者の多くは、女性や子供・お年寄り・ハンディキャップのある人・新興国の人を無視した、不必要で有害な製品を生み出し、人々との関係が欠如したデザインに取り組んでしまっている...
読んだ後
本書の提唱する生態学的デザインのアプローチを学ぶことで、人々を巻き込みながら、ほんの小さな干渉を行い、一緒に課題を解決するデザインプロセスや、人々が本当に必要としているものを、当事者自身で作り出すデザイン態度が分かる!

2この本を読み解くポイント

問い
本書『人間のためのデザイン』のテーマは、『資源の浪費・環境破壊・飢餓や貧困に背を向け、先進国の中流階級向けの娯楽へと成り下がってしまった「デザイン」の道を正したい』です
取り組み
著者のヴィクター・パパネック氏は、『デザインと人々の関係を結び直すため、どのようにデザインに参加してもらい、どのようにデザインを行うかについての検討』に取り組みます
結論
本書が明らかにしたことは、『すべての人々にデザインの機会を提供し、それを使う人の生活様式や文化、それを作る際の環境への影響を重視した、生態学的デザインのアプローチ』です

3次はどの本から何を学ぶ?

参考文献

本書の参考文献一覧(16冊)

未来の衝撃
第三の波
モラリティと建築
ライトの都市論
エントロピーの法則
ゼロ・サム社会
石器時代の経済学 〈新装版〉
芸術と幻影
生きのびるためのデザイン
ホロン革命
地球生命圏
ソフト・エネルギー・パス
二次元的人間
心理学における科学と偏見
創造活動の理論〈上巻〉
創造活動の理論〈下巻〉

被参考文献

本書のことを参考文献として挙げている書籍一覧(1冊)

地球のためのデザイン

著作の変遷

本書の著者、ヴィクター・パパネック氏の著作一覧

197408/01
生きのびるためのデザイン
生きのびるためのデザイン» 詳細を見る
198511/20
人間のためのデザイン
人間のためのデザイン
199803/25
地球のためのデザイン
地球のためのデザイン» 詳細を見る
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イラストの出典:noteイラストシステム(一部加工して使用)