- \ここが読み解くポイント!/
- デザインと人々の関係を結び直す、生態学的デザインアプローチの実践。
- この本を読み解くための目次
1この本を読むと、どんな視点が得られる?
- 読む前
- 現代のデザイナーやデザイン学習者の多くは、女性や子供・お年寄り・ハンディキャップのある人・新興国の人を無視した、不必要で有害な製品を生み出し、人々との関係が欠如したデザインに取り組んでしまっている...
- 読んだ後
- 本書の提唱する生態学的デザインのアプローチを学ぶことで、人々を巻き込みながら、ほんの小さな干渉を行い、一緒に課題を解決するデザインプロセスや、人々が本当に必要としているものを、当事者自身で作り出すデザイン態度が分かる!
2具体的には、何がどう書かれている?
- 問い
- 本書『人間のためのデザイン』のテーマは、『資源の浪費・環境破壊・飢餓や貧困に背を向け、先進国の中流階級向けの娯楽へと成り下がってしまった「デザイン」の道を正したい』です
- 取り組み
- 著者のヴィクター・パパネック氏は、『デザインと人々の関係を結び直すため、どのようにデザインに参加してもらい、どのようにデザインを行うかについての検討』に取り組みます
- 結論
- 本書が明らかにしたことは、『すべての人々にデザインの機会を提供し、それを使う人の生活様式や文化、それを作る際の環境への影響を重視した、生態学的デザインのアプローチ』です
3次に読むべき本は?
著作の変遷
本書の著者、ヴィクター・パパネック氏の著作一覧
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イラストの出典:noteイラストシステム(一部加工して使用)