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書籍『コンヴィヴィアリティのための道具』のカバー画像(書影)

「コンヴィヴィアリティのための道具」を読み解く

\ここが読みどころ!/
「限りある資源の豊かさに依存した生き方」ではなく「人の能力の範疇に収める自立共生的な生き方」。
読み解くための目次
  1. この本から得られる学び
  2. この本を読み解くポイント
  3. 次はどの本から何を学ぶ?

1この本を読むと何が変わる?

読む前
現代人の多くは、「よりよい教育」「よりよい健康」「よりよい住まい」「よりよい仕事」「よりよい休暇」「よりよい○○」...と言われるものを盲信し、規定された通りの生活を目指してしまっている...
読んだ後
産業社会に求められる「効率」や「生産性」が、人間の思考や能力をいかに制限してきたかに気づくことで、「限りある資源の豊かさに依存した生き方」ではなく「人の能力の範疇に収める自立共生的な生活」という選択肢があることがわかる!

2この本を読み解くポイント

問い
本書『コンヴィヴィアリティのための道具』のテーマは、『効率や生産性ばかり重視して、人間を単なる動力源や消費者として扱う産業主義社会の問題を指摘したい』です
取り組み
著者のイヴァン・イリイチ氏は、『現代の“道具(人工的な仕組みすべて)”が、人々の思考を制限し、能力を奪い、専門化とパッケージ化された産業社会に隷属させてしまう問題点の指摘』に取り組みます
結論
本書が明らかにしたことは、『生産性の低下による利便性の低下や資源の不足という代償を支払えるならば、現代の人間が再び自立共生的な生き方を取り戻すことができること』です

3次はどの本から何を学ぶ?

参考文献

本書の参考文献一覧(0冊)

被参考文献

本書のことを参考文献として挙げている書籍一覧(3冊)

地球のためのデザイン
誰のためのデザイン?
機会発見

著作の変遷

本書の著者、イヴァン・イリイチ氏の著作一覧

198903/01
コンヴィヴィアリティのための道具
コンヴィヴィアリティのための道具
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イラストの出典:noteイラストシステム(一部加工して使用)